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2016【冬ドラマ】『ナオミとカナコ』5話感想 あなたも共犯者!?" [ドラマ]

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『ナオミとカナコ』第5話を見終わっての感想を。

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と、その前に、第1話から4話まで(見逃しているあなたのために)、
3分でわかる簡単なあらすじを。
※これから視聴する方は読み飛ばしてくださいな^^;

***************************あらすじ
主人公である直美=ナオミ(広末涼子加奈子=カナコ(内田有希)は大の親友!
そのカナコナオミの近所(二子玉川)に引っ越してきたことから物語は始まります。

ナオミカナコの自宅に遊びに行ったときに見つけたカナコの顔のあざを見て、すぐにナオミは何があったのか察します!カナコは、夫の服部達郎(佐藤隆太)の暴力にさらされていると・・。
はじめは否定していたカナコですが、ナオミにウソは通用しなかった!

それはなぜかというと
ナオミがまだ幼かった頃、ナオミの父親がDV夫で母をいつも殴っていたから!
いつも母は父を恐れ、そして子供をかばってくれていたのです。
だから、ナオミには、カナコの顔のあざや態度を見て、すぐに分かったのです。
カナコ旦那達郎は、DVの暴力夫であることを。

カナコの旦那がDV夫であることを知ったナオミは、被害届を出さないとダメだよとカナコに進言するも、やめてくれと嘆願するカナコ
そんなことをすれば、もっと夫の暴力がエスカレートしてひどくなると

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父親の暴力のトラウマに悩まされ(男性に対する恐怖から)、いまだに結婚も出来ず、彼氏も作れないナオミは、そんなカナコのことが決して他人ごとではなく、そしてカナコ旦那が許せません

そんなやりきれない思いを抱いていたナオミ。たまたま出向いた取引先の中国人女性経営者の李朱美(高畑淳子)にそんな話をしてしまう。するとその中国人女性は涼しい顔で言い放つのです。
ソンナオトコ、コロシテシマエバイイトノコトデス」と。

おさまらない夫の暴力。
被害届を出したところで、逃げたところで、絶対自分を見つけにやってくると信じて疑わないカナコ
カナコの夫はエリート銀行員でもあり、執念深く頭が切れるのです!
逃げても無駄だよ、と既にもうあきらめてただ涙するしかないカナコを前にナオミが発した言葉は。

「いっそ、二人で殺そうか。あんたの旦那」
はじめは、本気ではなかった。

そんな折、カナコの旦那 達郎は、自分も早く子供が欲しいと言い出す。実は達郎の暴力が始まってから妊娠するのが怖くてピルを飲んでいるカナコ。焦り始めナオミに相談する。このままでは手遅れになる!

もしカナコに子供が生まれたら、まさに、その子供も自分と同じ境遇になってしまう!ナオミはそう考えます。

追い詰められていくナオミカナコ

そんなある日、ナオミが先の中国人女性経営者の会社に出向いた際に、たまたま出会った男性に驚愕します。それは、カナコの旦那達郎とうり二つの顔をした男が働いていたからです。(なんという偶然!?)
この男、林(リン)さんはパスポートを持たない不法滞在者でした。

カナコのことがまるで自分自身のことのように気になって寝付けないある夜、ナオミは「いっそ、二人で殺そうか。あんたの旦那」を実行に移す計画を思いついたのでした。

ナオミカナコに告げます!「見つけたよ。捕まらずにあんたのダンナを殺す方法」

そこから物語は動き始めます。
はじめはその計画に乗る気を見せなかったカナコでしたが、暴力が一向におさまらない旦那を前に、"せめて美味しい水を飲みたい(口の中がいつも切れているので水が苦く感じている)"との思いや生まれてくるかもしれない子供のことを考え、ついにカナコも決心します!

計画はこうです(この計画の基本はナオミが考えますが、カナコも意見を出して二人で計画を練っていきます)↓
まず、旦那が寝入った夜に二人で旦那の首をロープで絞めて殺し遺体を山中に埋めます(遺体を埋める穴の準備も着々と進めていきます)
ナオミ(百貨店外商部勤務)のお得意様に認知症の斉藤順子(宮司純子)という高齢女性がいます。その女性をカナコの旦那達郎に銀行の顧客として紹介。その女性から信頼厚いナオミは、彼女のネットバンキングのお手伝いを任されていることを利用し、女性の預金から1,000万円をカナコの口座に振り込みます(これは達郎が計画した預金横領と思いこませるため)。

その内200万円をカナコの旦那達郎とうり二つの中国人さんに中国に帰ることを条件に渡して、達郎に成り切ってもらいます。パスポートも達郎のものをさんに渡して。要するに、替え玉です!

ナオミの考えたストーリーは、「顧客のお金1,000万円を横領した達郎が、中国に逃げた」と。
銀行でお金をおろす姿や空港で出国する映像は防犯カメラにしっかり記録されているはず。すべては替え玉である中国人林さんなのですが・・。

そのまま、さんは中国でパスポートも捨て生きていけば捕まりません。

当然、殺された達郎は、銀行を無断欠勤することになります。
銀行から連絡が入ります。
そのことも想定して綿密にシミュレーションを重ねて対策を練っていく二人!

はたして、二人は本当に捕まらずに完全犯罪を遂行することが出来るのか!?
*******************************あらすじ↑

(第2話まで感想↓)
2016【冬ドラマ】『ナオミとカナコ』感想! "いっそ、二人で殺そうか。あんたの旦那!?"

さて、第5話でナオミカナコはとうとう計画を実行に移しました!

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それを見ている私も、心情は『共犯者』です!!

心のどこかで、いや、ハッキリと、この計画の成功を応援している自分がいます。

普通思いますよね。DVに対して・・、
なんで、誰かに相談しないの!?
警察に相談しないの!?
家族や関連ボランティアに助けを求めないのって!?

そう、それで助かった人も実際多くいるのだと思います。
しかし、現実(フィクションの世界ではなく)はどうでしょう。
つい最近もありましたよね。離婚してもまだ付きまとってくる元旦那。挙句の果てに、実家にまで乗り込んできて暴力をふるい、ついには元嫁の母親を殺してしまった事件!
そんな例は、過去にいくらでもあります!

相手を支配せずにはいられないDV野郎の行き着く先は、相手の「生」をも支配すること!息の根を止めること!なのかもしれません。

とことん落ちたDV野郎は、常識では考えられない行動をします。現実の犯罪がそれを物語っています。
そんな危険な相手に対して、警察が、ボランティアが、親戚が、一体どこまで力になってくれるというのでしょう?

もちろん、DVシェルターに逃げ込むといった対策もあるでしょうが、考えてみてください。
なぜ、被害者の方が、世界から孤立させられ不自由な生活を余儀なくさせられるのか!?
なぜ、加害者の方が、自由を謳歌できるのでしょうか!?
これほど理不尽な話があるでしょうか?

ならばいっそのこと・・、となってしまっても !!

第1~4話までで、カナコの旦那 達郎の闇が描かれてきました。彼なら、どんな手を使ってでもカナコを追いかけてくるでしょう。
だから、殺すしかなかった!!
2人(少なくともカナコは)は犯罪者であり被害者でもある。

・・、
・・・、
・・・・、

かといって、(冷静になると)
2人が旦那を殺してもいいという正当性は、やっぱりありません。

暴力を受けた時に何かのはずみで殺してしまったというなら正当防衛が成立するかもしれません。

しかし、ここまで計画的に犯行を練ったとあれば、正当防衛を訴えても難しいでしょう。

それでも、追い詰められた二人にとっては、この方法しかなかった!
それを一緒に見てきてしまった私も、それしかないと思いました。冷静ではいられなかったのです!

さて、別の視点から。

第5話で、犯罪が実行され、その後2人が考えていた展開になるのですが、しかしここで、いろんな想定外の事態が発生していきます。
犯行を計画している段階では気が付かなかったこと(それは見ている私も気が付かなかった)が、実はいろいろ問題があったことに気が付きます。

いや、多分冷静に考えれば分かったことなんです。

例えば、銀行員である達彦が、たった1,000万円ぽっちで横領して中国に逃げるなんて、そんな動機を周りが信じるのか!?とか、中国人女性経営者の李さんの存在とかね。いろいろ…(;'∀')

2人が犯罪を計画しているときには気が付かなかったこと、これは上手くいく(完全犯罪)のではないかと思っていたのに、犯行後に実はいろいろ抜けていたことに気が付くのです。

それが返って、このドラマにリアリティを与えています。
彼女たちは犯罪のプロではありません。そんな普通の人間が完全犯罪などそうそうできるものではないということを痛感させられます。

そして、バレちゃうんじゃないか、見つかってしまうのではないか!?というドキドキ感を二人と一緒に味わうのです。疑似体験しながら。

この犯罪を完全犯罪にするために乗り越えなければならない壁がいくつかありますが、
その一つが、達郎の姉 陽子(吉田羊)

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彼女は怖いです(完全に二人の側に立っています・("^ω^)。

吉田洋さんの演技、すべてを見通しているかのような冷たい視線。じっと瞳の奥をのぞき込んでくるような視線(まるで心を覗かれているような)にはたしてカナコは耐えることが出来るのでしょうか?

達郎の姉である陽子は、さすがに弟のDVのことは知らないでしょうが、それでも弟がどんな人間でどんなことをするかは分かっているはず。中国に逃亡するような男ではないということを。また、達郎が殺される前日に姉にかけた電話。"殺されるかもしれない"と。

それが何を意味するのか!?

まだ第5話でこの緊迫感

以前も書いたことですが、
奥田英朗さんのクライムノベルの特徴が、非常に上手く映像化されています。

どこにでもいる普通の人が、どこにでもありそうな・ありがちな状況から、何かのきっかけ、ちょっとしたはずみで、"普通"から"異常で特殊な"状況(世界)に足を踏み入れていくドラマ!
自分ももしかしたら、そんな状況や境遇に置かれたら、"そうなってしまうかもしれない"と思いながら、気がつくとグイグイと物語が進んで後戻りができない状況になっていく。そのスピード感!

ナオミこと広末涼子さんカナコ演じる内田有希さん達郎と林(リン)さん二役の佐藤隆太さん中国人社長役の高畑淳子さん、そして姉役の吉田羊さん。この5人の演技力があってこそ違和感なくドラマの世界に感情移入が出来ています。

動き出したら止まらない、奥田ワールド全開となってきました!

池井戸原作(「下町ロケット」や「半沢直樹」「花咲舞が黙ってない」など)のようなスカッとしたエンディングが用意されているとは思いません。

そして、これからさらにストーリーは二転三転すると思って間違いありません。

それをどっぷり感情移入してワクワクやドキドキを味わい楽しみながらこのドラマを見ていきたいと思います!

では、なんへんです。

冬ドラマ『ナオミとカナコ』第5話まで なんへん:59


はたして、ナオミとカナコは捕まらずに完全犯罪を成し遂げるのか、
それとも・・・、

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以上
Mr.なんへんでした。



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